9月9日午後12時

 

よっ おせうこさんだよ

 

今日は一乗寺やら京都芸術センターやらいって、カフェでのんびりする遊びをしました。色んな話をして、写真を撮って、幸せ。カフェがやっぱり好きだなと思います。コーヒーとパンのやけるにおいが心地よい。そして、水色。色の中で一番好きなのは水色です。水彩絵の具のような淡い水色も灰色がかったダルトーンの水色もすき。紺色、白色、灰色もすきだけれど、やっぱり水色。一乗寺アカツキコーヒーっていうカフェは、とってもきれいな水色の扉だったのです。水色のフォルクスワーゲンに乗ってドライブするのが夢です。YUKIのWAGONを聞きながらね。

 

ナラソニックの話をしようと思ったのだけれど、もっとちゃんとFacebookとかに投稿したらいいのかな。Facebookをちゃんとできるような女の子になりたかった。とにかく、たくさんの人に構ってもらえてほめてもらえて嬉しかったし楽しかったって、それだけな気もします。

 

楽しいとさみしいは、紙一重なんですたぶん。若草山奈良ドリームランドの廃墟探索にいったときに強く感じたけど、本当に楽しい時って本当にさみしい。瞬間瞬間にひりひりする。秋と夕方は一番嫌いです。なんでかって一番好きだから。一番好きで一番美しいものがとどまってはくれないこの悲しみに、幼い頃はかすり傷のような痛みをどうたえていいか分からなかったのだけど、人生セカンドシーズンに入ったわたしはそれさえも余裕で乗り切らなくてはならない。過ぎ去った季節は戻らない、そんな簡単なことが難しい。思い出を作りたいなんてとっても浅ましいと分かってるんですけどね、ごめんなさい。

 

わたしはバンドの時、基本的に覚えてもらえれば何でもいいと思ってるので、インパクトだけを大切にしてるんですけど、それでもそこに隠したサムシングを見つけて拾ってもらえると、涙が出るほど嬉しいです。わたしたちを見に来たってゆってもらえたりしたことは、何度も脳内再生するくらい嬉しい。

あとは、引退したくねぇなでみんなじーんとなってくれるのが、毎回新鮮で、胸がきゅってなります。キャラクターを被ってない本当に素直に飾らない気持ちって、死んでしまいたくなるほど恥ずかしいけれど、案外だれかに届くんですね。文章をほめられたりするのと同じように、一等幸せだと感じます。聞いてくれた人、わたしの曲を作ってひいてくれるメンバー、仲良くしてくれる人、みんな本当にありがとう。

やっぱり友達が好きです。わたしと友達でいてくれる人なんているのかしら、とか思ったりするけど、わたしはみんながすきです。それだけでいいのかもね。

 

少しは具体的な内容が残せたでしょうか。ずいぶん感傷的になってしまいました。楽しかったですさみしいです。もう本当に、それだけです。

 

 

セプテンバーさん / RADWIMPS