11月23日午前11時



麻原彰晃のノンフィクションを読みました。約束された場所を読み返してアンダーグラウンドをちゃんと読みたいな、と思いました。本当に本当に本当に気持ち悪い。気持ち悪い描き方をされているからかもしれないけれど、なんだろう、この嫌悪感は大切なのかなとも思います。オウム真理教についての興味を終息させようと、手にとったのに、なんかもうちょっと知りたいかもしれない。とかいって、中原中也に逃げてみたり。わたしには語彙力が足りなさすぎてとても書けないけど、少しでもことばを学びたいなーと思います。

どうせ暇なんだから、これからはたくさん本を読もうと思ってます。大学時代を満足に終えるためには、時間のある今すきなだけ本を読みたいなーって。お兄ちゃんをみてると、社会人って本当に忙しそうで、わたしもいずれああなるのなら、今は大学生らしくあろうと思いました。遊んで、本を読んで、何かをかいたり残したりしながら、贅沢にすごそう。
贅沢には色々あるとおもうけれど、どうも消費していく華やかできらびやかな世界はわたしには似合わないし、ピンク色やオレンジ色の女の子にはなれないから、地に足をつけたいなとおもいます。自分が本当はなにを欲しいかを見誤ると、とても不幸でみじめな気分になってしまうから。大学生になって一旦わけわからんくなってばらばらになってよくわからなくなっていたものを、取り戻せてきたように思います。何が嫌いかでじぶんを説明するのではなくて、何が好きかっていう話がきちんとできるような人になりたいな思います。

就活のこととか、バンドをどうしていくかだけじゃなくて、色々考えなくちゃだめな時期なのですね。自分を含めバンドやってるような人間って本当に好きじゃないなとおもうけど、やっぱり音楽がすきで、心が踊るのも目が覚めるようにかっこいいと思うのも素敵な音楽をやってる人たちなんですよね。うーん、なんか、胸が苦しいなー。ACIDMANの赤橙のメロディーが美しいすぎるせいだな。ちょっと遠出のお泊まりに行ってきます。






赤橙 / ACIDMAN