12月12日午前2時

 

何にもかけない。なんでだろう。書いては消してを何度も繰り返して、どうやって文章を書くのか忘れてしまったみたいだ。急に恥ずかしくなったのかな。それとももうわたしに必要のない行為になってしまったのかな。坂口安吾の白痴を読みました。酔っ払いの父親といろんな話をしました。人とは哀しいな、どうしてなんだろうね。擦り切れるような切実さの中で、わたしは自身の身の置き方を考えずにはいられません。今は日々の中にたくさんを忘れよう、そうしよう。ただ胡蝶の夢をみよう。おやすみなさい。